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筆記
SPI、ここで受からない人は手の施しようがありません。きちんとSPIの本を解く努力をしましょう。私は一応2冊こなしました。


エントリー
当社のOB・OGを訪問の有無を教えてください。
(1) 大学時代に力を入れて取り組んだことを3つ挙げ、またそれぞれについて取り組んだ期間を教えてください。こちらを参照しご記入ください。
(2) (2)上記(1)でお答えいただきました3つの取り組みのうち、最も力をいれた取り組み1つを選択の上、ご記入ください。こちらを参照してください。
(3) 上記(2)でお選びいただきました最も力を入れた取り組み1つに関して内容を簡単に教えてください。
(4) 上記(3)で取り上げた取組の中で自分の力で達成、解決した課題、問題はありますか?またその課題、問題を意識したきっかけは何ですか?達成、解決するためにやったこと(複数可)を含め具体的に教えてください。
(5) その取り組みの中で得たものを教えてください。
(6) 東京海上日動の志望理由をお聞かせください。(興味を持ったきっかけではありません)
(4)が200~300字、残りは100字もないため、分量は多くない。

ここで重要なのはOB訪問。人事によると、OB訪問をしていない、セミナー出ていない人たちは最初の段階ではねられることもしばしばあるとのこと。OB訪問をして損をする事はないので、もし志望度が高いのであれば、必ずやりましょう。必ず。そして、志望動機や自己PRをOBにぶつけてみてください。必ず良い経験になります。


面接
一次

4月の4,5,6あたりからスタート。
ここから毎回、千駄ヶ谷能力開発センターに参拝する事となる。
一次面接から50のおじさまが出てくる。1対1。本音で攻めた。自己PRに関しては非常に高い評価を下したと予想。4月に入るころには、外資もあらかた受け終わり、内定も持っている状態なので、自己PR、面接の手ごたえが分かるようになるもの。


最後に他社選考状況を伝えたところ、表情に一瞬の陰りを察知。どちらに転がるかは不明。

おそらく、自己PRに関してはどの企業も非常に高い評価をしている。問題は志望度。相手も人事。採用するのが仕事。つまり、取った学生が他社に逃げれば自分の査定に響く。だから、能力が高い人間よりも、確実に来る人間を選ぶ。それは、自分が人事になったとしても同じことをするだろう。

だからこそ、最後の志望度をなんとしても高い雰囲気で語らねばならない。


しかし、あまり嘘をつきたくもない。やはり他社の人事に迷惑をかけるのは心苦しいもの。内定をもらっている状況で就活を続けること自体、人に迷惑をかけていることに他ならない。至誠にに悖る事は出来かねる。例え一度きりしか会わない人でも、誠実さは必要だろう。

このあたりから、内定をどう切りつつ、必要な内定は確保するかで、非常に悩ましい日々を過ごしました。
すぐに通過連絡あり。

2次
3,4日後くらい。
1対1。
面接では、かつてなくロジカルにしゃべることができた。面接官も非常に共感してくれた。自己PRをとにかくしっかりやることが大切。しかし・・・
最後に他社はどこを受けているかを聞かれ、正直にすべてをしゃべったところ、その瞬間に面接が終了した。おそらく、もっとも聞きたかったのはその一点だったのだろう。

終わったと思ったら、以外にすぐ通過連絡。

3次
面接官2対学生1。
損害保険の面接。3次面接の案内を電話でされた時、ここが山場だと言われていた。面接官は、矢継ぎ早にたくさんの質問を投げてきた。小学校の事まで聞かれたので、小学校で先生に反抗しつつも成長してきましたという話を面白可笑しく語った。面接官は好印象だった様子。

向かって左側にいたおじさまの態度が大きかったので、恐らくこのオジサンが偉い人なんだろう。向かって右側のオジサンが10くらい質問を投げかけた後、やっと偉そうなオジサンが質問してきた。

現在の就職活動を教えて下さいと。私は色々なしがらみがこの会社にはあったため、嘘を言わず、正直に現在の就活状況を伝え、商社が第一志望で、落ちたら御社に行きますといった。言われる側はいい気持ちはしないだろうが、第一志望です!と言って、違う会社に逃げるのが一番失礼。私は就職活動の為とは言え嘘はつきたくないとはっきり伝えた。

1日おいて、通過連絡。

最終
1対1。ボスが出てくる。
質問会という名の面接。とりあえず面接官に質問をする形式。
私は質問を一切考えず、茶番はやめて、本音で語ろうという姿勢で行った。
16日~19日ごろ面接は行われた。

面接開始とともにいきなり、何か質問はありますかと言われ、言葉につまりながらも、前の面接で第一志望が商社と言ってこの場所まで来ることができたのはなぜか、本当に自分がこの場所にきて良かったのか?とストレートに聞いた。すると、不快を胸に秘めながら、それはこちらが判断する事で気にする必要はないと言われた。

怒りが伝わってくる面接に、背中に汗をかきながら話していた。おそらく、商社志望なのに、最終面接まで来て、なおかつ商社志望であることを改めて伝えた事に少しく怒りを感じたのだろう。

私は、仕事が出来る人はどんな人かと質問した。すると、その人は、自分の人生を語り始めた。

自分は大学時代も素晴らしい実績を残して、どんな会社でも取ってくれると思っていたし、むしろこっちから行ってやるくらいの気持ちでいた。君のように。

でも、ある時田舎に飛ばされ、周囲から干されて、驚くほどに高くなっていた鼻をへし折られた。そこで、腰を低く相手を理解しようと努め、努力してみたら人生が変わった。損害保険という仕事を、単なる仕事ではなく、人に安心を提供し社会の役に立つための仕事だと考えている。



といったことを話していた。そして、君はその高い鼻をますます高くしないような、そんな環境と人に囲まれて働いたほうがいい。そうでなければ、自分の潜在能力を発揮できないかもしれない。。。とも言われた。


厳しい言葉が重なった。さらにたたみかけられた。なぜ商社?きみは○○に行きたいと言ったけど、どうして?本当にむいてると思う?むいてないかもしれないよ。今君が商社に入りたいと考えている事も、一時の熱病にすぎないんじゃないの。


次々と投げかけられる言葉は、就活中の学生にはあまりにも堪えた。

人事は言った。
人事・・本当にうちで働きたいと言っている人達で、私たちが一緒に働きたいと思い、我々の会社で本当に働きたい人間を採るのが我々の務め。だから、あなたが商社を受けている状態で内定は絶対に出さない。


私曰く・・連絡が来るのは今日の夜です。だから、今はお返事できない。もう一日面接がずれてくれればよかったが、そういうわけにもいかなかった。


人事・・もし、今うちで働きたいと言わないならば、内定は出せない。他の企業でぜひ頑張らなければいけないでしょうね。それがあなたの判断ですし、決断していくという事、それが大人になるという事です。


俺・・そうですか・・・これまでの就職活動中、決断の連続でした。とても苦しい気持ちでした。わかりました、頑張りたいと思います。


人事・・ありがとうございました。それでは今日はこれで。



そして部屋を出て、帰るとき、人事が振り返って、頑張れよ!と言って背中を叩いた。とても厳しい言葉をいくつも受けた。どの言葉も、自分の不足を痛感させられる一言であったし、人生の苦しい経験をありのままに紡いだ言葉は胸に刺さった。


最初に予測していた面接とまったく違う面接だった。考えの甘さを痛感した。本音を本気で受け止めた人事に感謝。
人事の言葉通り、実際連絡は来なかった。それでも良いと思ったからこその面接だった。

追伸
ちなみにこの会社は、体育会系の人たちを直接採用を一つの採用方法としているようです。体育会系の人たちで志望度が高い人は、OBルートであたってみると、通常よりも内定確率は大幅に上がります。ただし、内定辞退はできない。


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テーマ : ■就職活動
ジャンル : 就職・お仕事

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プロフィール

千休法師

Author:千休法師
電通、博報堂、五大商社、外資金融、大手不動産、メガバンク、最大手生保損保、ゼネコン、メーカーなどから内定を勝ち取り、最終面接まで進んだ管理人。日系企業を受ける就活生をサポートします。

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